使えなくなった消防ホースで傘袋を作りました!
消防ホースは頑丈かつ内面は高い防水性能をもった素材で作られています。
しかし、火災という過酷な環境の中で繰り返し使用されるため、穴が開いたり破けたりします。
そのようなホースは、使用の際に危険なので、廃棄処分としていたのが現状です。
「処分するのはもったいない」
新たな活用方法はないか検討した結果、石岡市が推進するSDGsの一環として、このたび廃棄予定だった消防ホースで傘袋を作成することになりました。
作成したのはなんと消防職員!
傘を持ち歩くときに水が垂れません。床が濡れないので施設利用者の転倒防止など、雨の日における足元の危険を減らすことにつながります。
現在、傘袋は石岡消防署に設置しています。ご来庁の際はぜひ使ってみてください!
石岡市総合計画においては、SDGsの実現がすべての政策・施策に共通したテーマであることから「SDGs共通テーマ」として掲げています。(SDGsの実現に向けて/石岡市公式ホームページ)
消防本部のこの取り組みは、SDGsの17のゴール(目標)のうち「12つくる責任つかう責任」をターゲットとしています。
また、石岡市は令和4年10月1日の市民の日にゼロカーボンシティ宣言をしました。(ゼロカーボンシティを宣言しました/石岡市公式ホームページ)
役目を終えた消防ホースを活用した傘袋はごみの削減に寄与するものです。ゼロカーボンシティ実現のため、消防本部においても環境問題を意識した取り組みを今後も進めてまいります。