熱中症とは
温度や湿度が高い中で、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節がうまくできなくなり、体温上昇・めまい・体のだるさの症状が現れ悪化すると痙攣や意識の異常をもたらし、様々な障害を起こす症状のことです。
【熱中症の程度・症状】
程 度 |
症 状 |
軽 症 |
めまい、立ちくらみ、こむら返り、手足のしびれ など |
中等症 |
頭痛、吐き気、体のだるさ など |
重 症 |
意識障害(会話が成立しないなど)、運動障害、体が異常に暑い |
石岡市での熱中症による救急搬送件数
令和5年度 熱中症による救急搬送件数について
昨年は熱中症による救急要請が65件発生しております。5月から発症がみられ、ピーク時の7月と8月の2か月間で55件発生しております。
熱中症予防に心掛けましょう。
熱中症を予防していくための行動について
1 暑さを避けましょう
- 感染予防のため、換気扇や窓開放によって換気を確保しつつ、エアコンを利用する時には温度調節をこまめに調整しましょう。
- 暑い日や時間帯は無理をしない涼しい服装にしましょう。
- 急に暑くなった日等は特に注意しましょう。
2 こまめに水分補給しましょう
- 1日1.2リットル(食事等に含まれる水分を除く)を目安に、のどが渇く前に水分補給をして下さい。
- 大量に汗をかいた時は塩分補給も忘れないで下さい。
3 日頃から健康管理をしましょう
- 日頃から体温測定。健康チェックを心掛けましょう。
- 体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養しましょう。
熱中症が疑われる人を見かけた時の行動について
● 涼しい場所へ
エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる。
● 体を冷やす
衣服をゆるめ、体を冷やす。(特に首まわり・わきの下・足の付け根など)
● 水分補給
水分・塩分・経口補水液(水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの)などを補給する。
自力で水が飲めない… 意識がない… 【すぐに救急車を呼びましょう!】 |
高齢者、子ども、障がい者の方々は、熱中症になりやすいので十分に注意しましょう。
【熱中症参考情報サイト】(外部サイト)
- 熱中症情報(総務省消防庁)
- 熱中症予防啓発ビデオ(総務省消防庁)|熱中症予防啓発ビデオ|
- 熱中症予防のための情報・資料サイト(厚生労働省)