消防団の概要
消防団は「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づいて参加し、地域住民を守るため昼夜を問わず消防活動にあたっています。これは江戸時代の町火消し、明治時代の消防組以来の日本の伝統であり、この基本精神は現代においても変わることはありません。 |
消防の任務
消防とは、火災における消火活動はもとより、台風、豪雨、地震などの自然災害における救助活動や被害を防ぐ活動さらには事故災害における救助、救出活動など、国民の生命、身体、財産を脅かすあらゆる災害に対処する活動を言います。
消防団長及び消防団員
消防団の長は消防団長であり、消防団員を指揮監督します。消防団長は、消防団の推薦に基づき市町村長が任命し、団長以外の消防団員は市町村長の承認を得て消防団長が任命します。
消防団の身分、処遇等
消防団員は、それぞれの職業を持つかたわら、災害時等に消防団員として活動しますが、この消防団員の身分は地方公務員です。
消防団員になる資格は、18歳以上で当該市町村の居住者等です。
消防団の活動内容
消防団の活動
消防団の特性は
- 地域密着性
- 要員動員力
- 即時対応力
これらの特性を生かして、通常の火災はもとより、台風や豪雨などの風水害さらには大規模地震まで様々な災害に対し、地域防災の中核として活動しています。また、日頃から訓練を行うなど、災害へ備えて地道な活動も行っています。
国民保護
「武力攻撃事態における国民の保護のため措置に関する法律」が平成16年6月に制定されましたが、消防も市町村長の指揮の下に避難住民の誘導や、国民の生命、身体、財産を武力攻撃による火災から保護するなどの役割を負うこととされています。
消防団の活動様子
消防出初式
【点検の様子】
【女性消防班】
【式典の様子】
消防操法大会
各地区の代表分団がポンプ操法の技術を競います。
日々の訓練をとおして消防団の災害活動力を高めています。
秋季点検
火災が多く発生する時期を前に点検を実施しています。
救急講習指導
女性消防班による応急救護指導
地域の防災力を高めるため日々市民に指導を行っております。
災害活動には専門的な知識と技術が必要です。
女性消防班による救護訓練指導をとおして消防団の災害活動能力を高めています。